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中華パーツはやっぱり、何っちゅうか~ (´Д`)

安かろう悪かろう。うちではよく出るフレーズです。
ネットが身近な世の中。昔に比べパーツも豊富で、気軽に安くGETできる時代です。
当然誰しも安価で良い車両を仕上げたいもんですよね。

こんちゃA’sen秀吉です(≧▽≦)
今回はDAXのレストア兼フルカスタム車両製作のお話しです。

フルカスタムといっても、既製品をバタバタ取り付けて、製作する車両なので、
気は楽でしたが、何せ車両そっくり全部なもんで、いっぺんに手を付けたいと、
機会を伺っていましたら、1年経ってしまいました((+_+))
正直そんな仕事がまだまだあるので、私頑張らないといけません。
お待ちのオーナー様方。大変申し訳ありませんです(ノД`)・゜・。

話が脱線しましたが、1年前に遡ります(笑)
DAX70のベース車両をオーナーさんが購入したところから始まります。
その後TAKEGAWA製107CCチューンE/Gを購入。これらを基準に、
レストア兼フルカスタムしていく流れとなりました。
こういったミニカスタム車両は、大人のプラモデル感覚で自分で弄られることが多いですが、
結局何する、これするで依頼することが多くなるのであれば、いっぺんにやってくれ。って方もいますよね。
依頼を受けた時には、もうすでにオーナーさんいろいろ構想が練ってあって、
大量の資料いただきました(≧▽≦)ww
そこには各箇所の部品リストがどっさり(;´Д`) すごいですww

リストは国内メーカーものと、中華パーツものと比較といった感じで、
オーナーさんも中華パーツは使いたくないようですが、何せやるところが全部ですし、価格もずば抜けて安い。
ダメなところは後で改善ってことで、大半が中華パーツにての作業となりました。

とりあえず、バラバラにして、塗装の構想、段取りからスタート。
こうしたい、あーしたいの話になると、やはり予算オーバーですね(´Д`)
ということで、塗装は自身でソリッドブラックに塗ることで決定。持ち帰ってもらいましたww

今回、絶対外せないのが、FCRキャブレターとヨシムラマフラー。
E/Gの内容と合わせると、その辺りは文句の言いようがないですね。素晴らしい♪
ただそのパーツ類が入荷に大変時間かかりまして、その間に他のパーツ集めや、
ご自身で塗る予定の塗装物を仕上げる流れとなりました。

パーツ類も揃い、入荷に半年近くかかった部品も揃い、連絡してみると、塗装がまだでした(笑)
やはりいざやってみると、DAXのフレームが厄介だったようです。
こんなに大変な思いするならやってもらった方が早かったって、おっしゃってましたww
そうなんです。やってみると意外とできることもあれば、とても大変なこともあります。

仕上がった黒フレーム持ってきていただいたときに相談したのですが、ここまで改造して、
単なる黒では面白みがないのでは?当初希望してた塗装に全部は出来ませんが、
この黒をベースに装飾しましょうってことで、飾り付けカスタムペイントが決定しました。

そうしたことから塗装も仕上がりましたが、同時に季節はバイクシーズン真っ只中に。
多忙な毎日が続き、その後の作業も手付かず状態(;´Д`)
いい加減オーナーさんにも煽られました((+_+))

ケジメとして納期を決め、組み込み作業開始。始めに言いましたが、フルカスタムでも、既製品を
バタバタ組み込む製作車両なので、なんちゃねーと思っていたら、

恐るべし中華クオリティー(゚Д゚;)

組み込むパーツ、組み込むパーツどれも精度も質も悪い。だいたいわかっていたことだが、
ここまでか?ってほどに酷いww 一昔前のハーレーが、車両専用パーツとして、取り寄せして、
何一つポン付けできなかったことを思い出します。
そうです。時代の進歩で、付くのが当たり前ってなっている自分がいますが、
安かろう悪かろうの中華パーツに対して安易に向き合った自分の落ち度ですね(´Д`)
しかしながら、そこは私

アイアムスーパーポジテブ♪俄然萌えてきました(´艸`*)

綺麗にしたいことが大前提なので、側廻りを中華新品パーツ。
然りな部分を純正リペアで、織り交ぜて組み込みます。
部品もバタバタと各所単品で適合無視で取り寄せたもんだから、フィッティングが干渉しまくり。
それらを上手く加工しながらフィッティングさせていきます。
なるたけ大きな加工しないように。費用がかさまないようにと、取り回しやマウント方法の工夫で、
全てをクリアーしていきます。途中何度も全然つかねーじゃんってなりましたがww

さすがに格安バックステップはマウント部分やリンク部分を相当加工しないと取り付け出来ないので、
高い既製品でポン付け出来るものを検討してもらいました(;´Д`)

それから、もともとポイント点火のDAX70はCDI点火の107CCエンジンに変更なため、
ハーネスも引き直ししました。これまた中華ハーネスKITは配線図もないので大変でしたねww

格安オイルクーラーに関しては、箱開けたら1枚だけ紙切れ入っていてぎっしりすべてがアラビア語ww
物騒な世の中、配達物にも不信感あるのに、そのシチュエーションにマジウケました(笑)

そんなこんなで仕上げてみれば、新品パーツでピカピカになって、
尚且つおしゃれにカスタムされて、オリジナルペイント。

非常にいいんでないかい?(*´ω`*)

仕上がった車両をいざ試運転。メチャクチャ速いww

ん~非常にいいんでないかい ( *´艸`)

試運転すると各所クリアランスが無さすぎる部分と、各パーツの耐久性等の心配が、
否めない部分がありますが、ここまでの内容のレストアカスタムを、まともなパーツでやったら、
それこそハーレー価格です。当初の話通り、改善個所は組みあがってからですから。

オーナーさんに納車すると、リアホイールの芯ずれオフセットが気になることや、
各パーツが中華もろバレで、自身で選んだパーツ類でしたが、

やってみてわかった。もう二度と中華パーツは使わない(´Д`)

と、おっしゃっていましたね。
世の中のものの大半がOEM生産で質の落ちるものが主流ですし、価格の魅力、扱いの気軽さなど、
メリットも沢山ありますが、消耗品のリペアが利かないことや、その部分の強度不足のシワ寄せ、
仕上げメッキ、塗装の持続性などを考慮すると、こまめに交換するもんでもなし、やはり、

中華パーツは、何っちゅうか~(;´Д`)

って、イメージがありますね。ちなみにグリップと、ミラーはバッチリフィッティングでしたww
今回の車両は、一旦清算も終わったので、改善個所であるリアホイールの芯出しや、
ハンドルポジションの変更など、追加工事いただきました。
今後さらに改善を重ね、快適車両になっていくとよいですね♪

結果の良しあしを含め、様々な車両のご相談。A'senにヨロシコ~♪(´▽`)
  

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