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TC88 カムギアトレイン お薦めカスタム

これで十分。と、思っていても、何かやりたいな~。
バイク乗りによくある傾向です。
なんやかんやイジッテ、やっぱノーマル純正が一番だな~。
と、感じることもよくあります。
しかし、皆さんイジリます。やはりそこに魅力があります。
そして、その結果が良くなるのであれば、なんて素敵なことでしょうww

こんちゃA’sen秀吉です(≧▽≦) 今回のお話は、H-Dのトラブル解消から~の、

カスタム‼ ヾ(≧▽≦)ノ

いい流れですねww 話の始まりは、オイルチェックランプがついてしまうことからでした。
オーナーさんは元整備士。何でも自分でこなせるため、話がまとまるのも早かったです。
依頼内容は、強化オイルポンプにて、吐出量を増やし、バラシついでに、
カムギアトレイン化&ハイカムの組み込み。
そこまでするなら、キャブ変えて、モジュール変えてのライトチューンてな感じになりました。

本当はボアアップまでしたかったらしいのですが、予算と、やった末まで見据えて、
そこまでする必要があるのかどうか、ってことですよね。ツインカムはハーレーでは、
十分過ぎるくらい速く走れると思います。しかしながら、近年では、もう少し、もう少しの、傾向により、
排気量がドンドン上がっていってます。当然全域においてパワーUPしておりますが、そこが皆さん
ハーレーに求めているのか、どうかのポイントとなってきます。
速くなる=止まる、曲がるも向上しなくてはなりません。キリがないですねww

話を戻しますが、今回は、低速重視のチューニングとなります。その方が、日本の交通事情や、
アメリカンという分野からしてみれば、ベターな判断ですね(*‘∀‘)
今回のコースは、強化オイルポンプにて、安定したオイルの供給を実現させ、
カムギアトレイン化にすることで、ロスの軽減。さらには、低速寄りのハイカムと、FCRキャブによる、
混合気の増大。加速時のトルクUP。さらには、ツインテックモジュール&コイル交換により、
適正良好点火なるカスタム助長。まさに、理にかなったカスタムコースですな( *´艸`)

ハーレーのカムギアトレインは、私的にはおすすめです。カムチェーンテンショナーを撤去できるため、
破損した際のエンジントラブル回避につながります。またバラシついでの作業。
今回のようにオイルポンプや、ハイカムなどですね。1度のバラシでいっぺんに出来てしまうので、
工賃も割安。スペースが生まれるので、ハイカム接触の心配なし。一番ネックとなる機械音でしたが、
FCRキャブを入れたら、そっちがうるさすぎて、全く気にならない(笑)ほとんど聞こえませんでした。

今回はキャブは、おススメでってことなので、SUNDANCE製FCR41を使用しました。
純正チョークも使用できて、キャブ変更した際のエンジン始動トラブル軽減できます。
しかもFCRはツインテックモジュールのポン付けでも、3拍子出やすいそうですが、今回は全く(*´Д`)
エンジンは正常音ですが、キャブのカタカタ音のみ3拍子。ウケるww
やはりPC接続は必要性有りかと思われます。

なんにせよ、仕上がりには満足しております。チェックランプの点灯原因と推測されるケース内の、
タール状オイル溜まりが気になるので、組み込みペーストや、初期金属スラッジを、
排出することも含めたフラッシング作業をして、完全なる状態にて新規オイルを入れ、いざ試運転。

スタートからのスムーズ加減が半端ない(≧▽≦)♪

施工前に懸念していた、トルク感の薄れも、さすがラバーマウントの重量ロードキング。
しっかりドコドコ言って走ります。メチャクチャ鉄馬( *´艸`)♪
重い車両も低速時にすっかり軽くなって、とても爽快に走ります。
異音もなく。アイドリングも安定して、非常にいい出来ですね。

目に見れるカスタムではありませんが、無理なパワーアップではなく、純正に事足りぬことや、
デメリットの軽減に大いに繋がる大変、理にかなったカスタムでしたね。
これで安心して、更なるカスタムに着手できるというものです。

前回ブログにて、『世界に2つとないカスタムペイントの魅力』を、載せましたが、費用的には同レベル。
仮に前後ホイールをピカピカに履き替えても同レベルの費用かかるかと思います。
自身がバイクと、どう向き合い、どうすべきが一番なのか。
皆さんのバイクを変えられるのは、皆さんだけです。変えることがすべてでもありません。
困った時はいつでも相談ください。あなたのベターに協力します。ヨロシコ~(*´▽`*)

カムチェーンテンショナー TC88
オイルポンプ TC88 FCR41 H-D FLHR01' 斜め